databox

現在実施中の調査 詳細はこちらから
ヘルプ 現在実施中の調査 詳細はこちらから
VRリサーチモニター募集中! 詳細はこちらから

Data Box

電話にまつわる思い出

カテゴリー:小さい頃の想い出|更新日:2008.09.30
弊社の調査へのご理解・ご協力をありがとうございます。
実施期間:2008年7月11日~8月13日
回答件数:男性735、女性847、合計1,582
電話にまつわる思い出

小さな子どもだった頃、私の家に電話はありませんでした。不便だったと
思うのですが、親たちにそういう自覚があったかどうかは不明です。
その十数年後、私は一人暮らしをするようになりました。やはり電話はあ
りませんでした。当時、一人暮らしの若者たちの間で、公衆電話は引っ張
りだこで、電話をかけるために順番待ちなどもしましたね。
アルバイトをして貯めたお金で、自分専用の黒いダイヤル式電話を引いた
ときの達成感ときたら、大変なもの。携帯電話が簡単に手に入る、今の若
い人たちにはピンと来ないかもしれません。
今回の調査では、みなさんの電話にまつわる思い出についてお聞きしまし
た。
電話など通信手段の進化・変遷には目ざましいものがあります。みなさん
にはどんなエピソードがおありでしょうか?

利用経験の多いのは「押しボタン式」の電話

"今までに利用したことのある通信手段"は、「押しボタン式の固定電話(コード付)」「携帯電話」
「押しボタン式の公衆電話」
が、回答者全体で、それぞれ約94%と多くなっています。
■通信手段の変革期を体験している30代
興味深いのは、10~20代と30代は、歳の差がそれほど大きくないにも関わらず、
通信手段に関する経験の度合いが異なっているということ。

■Q.以下の通信手段の中で、あなたが今までに利用したことがあるものをすべてお知らせください。
Q.以下の通信手段の中で、あなたが今までに利用したことがあるものをすべてお知らせください。

特に「ダイヤル式の公衆電話」「ダイヤル式の固定電話(黒電話)」「ポケットベル」について、10~20代と30代では、利用経験の有無の差が大きいことが分かります。「携帯電話」「テレビ電話」については、わずかですが、10~20代の方が高くなっています。
「ポケットベル」は、30代の人たちが10代だった頃、一世を風靡しましたが、10数年の間に、その役目を果たして存在感がなくなっていった、そんな印象です。技術開発が進み、新しい通信手段が普及するにつれ、古いそれらが姿を消していく、そういった変化を身をもって知っている年代が、30代なのかもしれません。

生活激変?カルチャーショック!―使って感動したのは...

"初めて利用した時に、最も感動した通信手段"は、年代によって違っていました。
なかでも違いが目立ったものをピックアップすると、下のグラフのようになります。

■Q.以下の通信手段の中で、あなたが初めて利用した時に、最も感動したものはどれですか。
あてはまるものを1つだけお選びください。

Q.以下の通信手段の中で、あなたが初めて利用した時に、最も感動したものはどれですか。
「60代→黒電話」、「50代→FAX」、「30代→ポケットベル」、「10~20代→携帯電話」というように、その通信手段の登場によって、最も新鮮な恩恵を得ることができた年代で"感動度"が高いと言えそう。
たとえば、最近は、文書や画像を"インターネット経由のEメール添付"で送る機会が増えていますが、文書や画像を郵送・持参することなく、即座に相手が見ることのできるFAXの出現は、その当時において画期的でした。
そう熱く語ってしまう私も、FAXには驚きました。今では、当たり前のことのように使っていますが。
■「だから、私は感動した!」-コメント集

我が家の"初めての電話"です

「隣の家で電話を借りていたような時代だったので、家に電話が取り付けられた日は興奮した。
今でもダイヤルの回る音が懐かしい」(女性40代)
「初めて電話したときの衝撃たるや、携帯電話の比ではない」(男性50代)
「2~3歳の時に初めて電話を使い、姿が見えないのに私を呼ぶ声がしたことにとても驚いた」  (男性50代)
「郵便以外に通信手段があり、かつ肉声で会話できる」(男性60代)

どこを通って、紙が相手のところに届くの?

「相手から原本が送られてきたのかと勘違いして、びっくりした」(男性40代)
「文書を送ることができるようになったので、説明が楽になった」(男性50代)
「(紙が)どこを通っていくのか不思議だった」(女性60代)

リアルタイム、自分に宛てた文字のメッセージが嬉しい

「自分専用の、友人との連絡に使える道具が登場したことに驚いた。今の携帯電話のように、楽に使えるものではなかったけれど」(女性20代)
「直接相手と話していないのに、リアルタイムでちょっとしたメッセージが届くことが楽しかった」(女性40代)

遂に持つことができるようになったぞ!

「自分専用の電話が持てるようになった」(男性20代)
「利用者が少ない時期だったので、時代をリードした気になっていた」(男性30代)
「SFの世界が本当になった」(女性40代)

どの年代でも「黒電話」がトップ―最も思い出深いもの

通信手段のなかで、最も思い出深いものを挙げていただいたところ、順位は次のようになりました。
〔順位〕※回答者全体
1位
ダイヤル式の固定電話(黒電話)
ダイヤル式の固定電話(黒電話)
2位
携帯電話
携帯電話
3位
ポケットベル
ポケットベル

みなさんから寄せられたエピソードを紹介いたしましょう。

「分解したときに、中のシンプルさに驚き感動」(男性30代)
「幼いころ、何気にダイヤルを回したら、110番にかかってしまったことが何回かあると母から聞かされた。1も0も一番端にあったからだと思います」(女性30代)
「黒電話の受話器とダイヤルの周りに 可愛らしいカバーが付いている家は なんだか良い家に見えた」(女性30代)
「番号をダイヤルして、ダイヤルの戻る『音』や『間』が、妙に人間的で懐かしい。大切な人へのダイヤルは、その『間』を通じて気持ちをフォーマルに切り替え、威儀を正していたように思う。大切な儀式のようだった」(男性40代)
「ダイヤルを回す懐かしい感覚を、指先が覚えています」(女性40代)
「個人の電話などない時代、まず親などの家族が出て、挨拶から入り、友人に替わってもらうのが常で、コードを引っ張って廊下に出て話し、『いい加減に切りなさい』と小言を言われたり、『今の子は誰?』と聞かれて説明に困ったり...」(女性50代)
「当時2つ折りの携帯はNECからぐらいしか出ていなくて、片手で振って開けるのがカッコよかった」(男性40代)
「たまたま利用を始めた時と同時期の阪神大震災の折、携帯電話が非常に役立った」  (男性50代)
「友達がポケベルを持ち始め、よく家の電話から『084(おはよ)』とか打ってました。今思えば数字だけでよく会話ができたなって思います」(女性30代)
「大学4年の時に初めてポケベルを持ったのですが、公衆電話にみんなよく行き、 すごいスピードで、文字数も考えながら打っていたのが懐かしい」(女性30代)
「新人の頃、呼び出しを受けると、自分が必要とされているんだ、と嬉しかったものです。(今は放っておいてほしいですが...)」(男性40代)
主人と付き合いだしたころ、数字にこめたメッセージや2人にしか分からない暗号のようなものが、妙に嬉しかった」(女性40代)

"家族で使うもの""プライバシーを守りにくいもの"、それが「ダイヤル式の固定電話(黒電話)」。それとは対照的に、"自分だけが使うもの""誰にも知られずに、いろんな人と連絡を取ることのできるもの"が、「ポケットベル」「携帯電話」
みなさんから寄せられた思い出の数々は、そういった通信手段の特徴とも密接に関わっているようです。

コメントを投稿する