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「父の日」応援企画: 感謝の気持ち、伝わっていますか?

カテゴリー:総 合|更新日:2009.06.19
弊社の調査へのご理解・ご協力をありがとうございます。

「父の日」応援企画 感謝の気持ち、伝わっていますか?
来たる6月21日は「父の日」です。「母の日」に比べると、少し印象が薄くなりがちな「父の日」。 街の盛り上がり方も、どこかおとなしい様子・・・。ついつい何もせずに過ごしてしまう方も少なくはないのでは?そんな「父の日」を少しでも応援したい・・・という思いから、Open Cafでは、父親アンケートを実施しました。今回はその結果をご紹介致します。 普段なかなか聞くことのない「父親に対する気持ち」について10~70代までの830人の方にお聞きしました。 色んな年代の方の意見や、寄せられたエピソードをご覧になることで、「父の日」の過ごし方について、改めて考えてみるきっかけになれば幸いです。
父親に感謝していますか?
男性の7割以上、女性の8割以上が感謝
まずは、父親への感謝の気持ちについて聞いてみました。下のグラフをご覧ください。
父親に「感謝している」と回答した人の割合を、年代別にまとめた結果です(左が男性、右が女性)。
女性は、どの年代も8割以上の人が、「感謝している」ことがわかります。一方、男性は、10~20代がやや低めですが、7割を超えています。
この結果、高いと思いますか?それとも思ったよりも低いでしょうか?
家庭をもってわかる父親のありがたみ
違う角度から、感謝している人の割合をみてみます。下のグラフは、子供の有無、結婚の有無別にまとめた結果です。
「未婚」<「既婚(子供なし) 」<「既婚(子供あり)」の順番に、感謝している人の割合が高くなっていることがわかります。
ライフステージが親の立場に近づくに連れ、ありがたみが次第にわかってくるのかもしれません。

エピソード紹介 ~大人になってわかること篇~
家族でおしゃべりしてて、大笑いしながら食事をしていると、父は決まって「あ~幸せだな~」と言っていました。「幸せだな~」が口癖なのですが、子供ながらに(「幸せだ」なんて、こんな日常のなんでもない時に使う言葉じゃない)と思っていました。例えば結婚する時や、何か目標を達成した時など、特別な時の言葉だと思っていました。しかし、こうして自分も大人になって、結婚して子供もいると色々な大変なことがあります。笑いながら家族で温かい食事をとることがどれだけ幸せかを、私はやっと知ることができました。私も父のように「あ~本当に幸せだな~」と心の中でつぶやいています。(30代 女性)
 
社会人になってからありがたみがよくわかった。(20代 男性)
 
反抗期の頃、今思えばとんでもない態度をとっていた。同じ空気を吸いたくないので、父親が部屋に入ってくるとドアを思いっきり閉めて出て行ったり、明らかにイヤという態度をとっていた。今思うとなんてことをしてたんだろう・・・。と思える。(30代 女性)

感謝すれども、気持ち伝えず
多くの人が抱いていることがわかった「感謝の気持ち」ですが、父親本人には伝えているのでしょうか?
「感謝している」と回答した人に、「ふだん感謝の気持ちを伝えているか」を尋ねてたところ、下記のグラフのような結果となりました。
男性も女性も、「感謝の気持ちを伝えている」人は、半分満たないという、少し寂しい実態がわかります。
特に男性に至っては、どの年代も2割程度となっています。

感謝は、あえて伝えなくても、自然と伝わる?
ちなみに、「感謝している」と回答した人には、「父親に感謝の気持ちが伝わっていると思うか」という質問もしております。
その結果が下記グラフです。すると、ん・・・?
「感謝を伝えている人」の割合よりも、「感謝が伝わっていると思っている人」の割合の方が高くなっているようです。
これは「感謝の気持ちは伝えている訳ではないけど、伝わっていると思う」という人が、少なからずいることを意味しています。
確かに、「気持ち」は、言葉や形にして表さなくても、「態度」となって伝わるものなので、わかる気がします。
父親側が、どう感じているかは気になりますが・・・。

エピソード紹介 ~伝えられなかった思い篇~
独身の頃、両親の誕生日祝いで旅行に行ったときに「いつもお前には迷惑をかけてすまないな・・・」とお酒を飲んでいる時に私に言ってくれたこと。私は強がって「そんなことないよ」って言ってしまった。本当は感謝の気持ちを伝えたかった。(30代 女性)
 
父は背が低いので、父親参観日に小さくて目立つことが恥ずかしかった。「恥ずかしいから参観日には来ないでよ」と言ったら、翌年は来なかったので、少し寂しかったけれども、ちょっとホッとしていた。家に帰ってから、母に、父が参観日に行ったけれども、私が恥ずかしくないようにと教室には入らず、廊下からそっと見ていたと知らされて、自分はなんて意地悪なんだろうととても後悔した。来年は教室に入っていいよと伝えようにも、中学3年生だったので、それが最後の父親参観で、それがとても悲しかった。(40代 女性)

自分にとって、父親の存在とは?
さて、ここからは「父親のことをどう思っているのか」について探ってみます。
今回「父親は、自分にとって、どんな存在なのか」を自由回答形式で尋ねたところ、上位にあがってきた頻出単語は、以下のようなものでした。

■アンケート回答者全体の結果(上位の頻出単語のみ掲載)

■アンケート回答者全体の結果(上位の頻出単語のみ掲載)
 
■「大切な」存在がトップ
アンケート回答者全体の中で、一番多かったのは「大切な」存在でした。
男女どの年代においても、上位の頻出単語としてランクインしているようです。

また、性別や年代によって、上位にあがる言葉が少し変わることがわかります。
例えば、男性に特徴的だったのは、「反面教師」「目標」「見本」「超えられない」という言葉。同性として意識している様子がうかがえます。一方、女性では「頼りになる」という言葉が見られたことが特徴的でした。また、50~70代では、男女ともに「怖い」という言葉も。

その他、少数ですが印象深い回答としては、「飲み友達みたいな存在(女性20代)」「何があっても迎え入れてくれる存在(男性30代)」「幸せでいて欲しい存在(女性40代)」などもありました。色んな父親がいれば、その子供が抱いている思いも様々ですね。

父親との思い出エピソード集
最後に、父親との思い出をお聞きしたところ、沢山のエピソードが寄せられました。ここでは、その一部を紹介致します。
一つ一つのエピソードに、父親への思いが詰まっていて、調査データを読むよりも、その思いを強く感じることができるかもしれません。
あふれる人柄
・私が小学生の頃近所の公園で上級生に泣かされていたのを知って、裸足で走ってきてくれたこと(40代 女性)
 
・昔、いたずらをして母親に物置に閉じ込められたとき、夜中にこっそり助け出しにきてくれたこと。(30代男性)
 
・水泳大会で1着でゴールした時、「金メダルだ!」と観客席にいるはずの父が待ち構えていた。それ以来、何かにつけては話を持ち出すので、父にとっても、娘の輝かしい瞬間を共有できたことが嬉しいらしい。(女性40代)
 
・4人兄弟で長女の私は妹たちを朝起こすのに苦労していたが、父に話したら、こよりを作って鼻の穴に入れてみたらといい、やってみたらクシャミをして飛び起き大笑いしたことがなつかしく思い出されます。(50代女性)
 
・30過ぎても40過ぎても私のことを「かわいい」と言って憚らない人でした。(40代 女性)
 
・とても無口で殆ど会話もしませんでした。でもいてくれるだけで安心感がありますから、断絶とは違います。
一流会社で40年以上、黙々と働いて万年平社員でしたが、尊敬できます。(50代 女性)
 
・父のお誕生日を忘れてしまって、プレゼント代わりに寝ている父の枕元で折り紙を折って置いておいたことが。意外にもそれが一番父の印象に残った嬉しいプレゼントだったらしい。(40代女性)
 
・昔から家族で利用している床屋で、理髪師さんに親父が私のこういうところが良い、好きと言っていたことを又聞きで聞くことがあります。そんなときは愛されているなあと嬉しいです。(30代 男性)
意外な一面
・泣かないと思っていた父が自分の結婚式で手紙を読むより先にスライドを見て泣いていた。朝から緊張している様子が嬉しくもあり、何よりその姿を見てこれまでのありがたさがこみあげてきた。一緒にバージンロードを歩けてよかった。(30代 女性)
 
・私が事故で死にかけたとき、冷静な振りをしていたそうだが、誤ってたばこの火がついている方をくわえてしまったそうです(40代女性)
伝えてくれたこと
・結婚してからは浮気はしなかったって、当たり前のことなんだけど言ってもらえた(50代 男性)
 
・死ぬ直前に,小さい頃殴ってすまなかったなと謝ったこと。父は父を幼くしてなくしており,父親知らずの男がまともな子育てはできないと人から言われたくなかったから特に厳しく育てたとそのときになって初めておやじの口から聞いて涙が止めどなく流れた。(40代 男性)
 
・4年前に他界した父が、意識不明で危篤状態の時、あわてて病院に駆けつけました。まったく意識がないはずなのに、私が「今日は帰るね」と話しかけると、涙を流しました。その2日後に父が亡くなりました。最後のお別れで少しだけ意識がこちらに戻ってきたのだと思います。(40代 女性)
伝えられなかったこと
・エピソードというか、私は雑誌記者・編集の仕事をしていたが、自身が新聞記者だった父は「自分がやりたかった仕事をしているんだから、結婚はしなくてもいい」と言ってくれていた。私はその言葉を父の本音と思っていたが、父の葬儀の日にモーニングが棺に一緒に入れてあったのを見て、こんな服をいつ買ったのかと母に尋ねたら「あなたが連れてきた彼が娘さんと結婚するつもりでつきあってると聞いたあとに買ったのよ。お父さんは結婚をして欲しかったのよ」と初めて父の本音を知って棺の前で号泣しました。親孝行をしてあげられなかったと。(40代 女性)

「父の日」応援企画、いかがだったでしょうか?ご意見・感想などございましたら、お待ちしております。
※ちなみに、一番上の写真は、父の日のシンボルフラワーとされている「バラ」です。
  母の日の「カーネーション」は有名ですが、こちらはあまり浸透してないですよね。

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