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H&MやFOREVER21をはじめとした海外ブランドの日本上陸によって、テレビのワイドショーなどを中心に話題になったファッション業界ですが、「ファストファッション」という言葉を知っている人は約半数と、あまり浸透していないようです。
ただし、具体的なブランド別の認知率を見ると、以前からあるユニクロ、ファッションセンターしまむらのような国内ブランドは、どの年代で見てもよく知られています。上陸間もないH&MやFOREVER21はまだいま一歩というところでしょうか。とは言うものの、20代OLのような人たちでは、海外ブランドについても80%と高い認知率となっています。
実際にファストファッションブランドを購入している人(2~3ヶ月に1回程度以上の頻度で購入)の割合を見ると、どの年代でも6割前後です。ただし、国内ブランドを購入している人がファストファッション購入者全体とあまり違わないのに比べて、H&MやFOREVER21といった海外新規ブランドを購入している人はあまり多くありません。
国内ブランドを購入している人が海外新規ブランドを購入している割合は10人に1人前後であるのに対し、
海外新規ブランドを購入している人が国内ブランドを購入している割合は10人中9人くらいの割合です。
国内ブランド+海外ブランドの買い増し、というパターンが想像できます。
ファストファッションブランドをどのようなシーンで「着てもよいか」と聞いてみたところ、次ページのようなマップが描けました。
国内ブランドは実用性重視、海外ブランドはファッション性重視のシーンの近くにポジショニングされています。スポーツや部屋着など、実用性・機能性を重視するシーンでは国内系ブランド、デートやお出かけのようなシーンでは海外ブランド、というイメージのようです。
ファストファッションによって、普段ファッションに使う金額に変化があったかを聞いたところ、海外新規ブランド購入者の3人に1人がファッションに使う金額が増えたという結果になりました。いつものファッションのお買い物にプラスして、海外ブランドを「買い増し」している人たちがいることが想像できます。
また、流行のものが早く提供されることで、購入サイクルが短くなり、結果的に金額が増えているとも言えるかもしれません。
また、減ったという方を対象に、代わりに増えた金額があるかどうか、その内訳を聞いたところ、「趣味やちょっとした遊びに」(27%)「飲食に使う」(25%)と、日常のちょっとした息抜きにお金を使うという回答が挙げられています。また、「貯蓄に回す」(26%)といった堅実性の高い回答も見られました。
ファッションに対する意識を見ると、「ファストファッション」ブランドの服を着ていることを他の人に知られたくない人は、全体で20%、知られても構わない人は43%。自分と同じ服を他の人が着ていると気になる人は、全体で67%、気にならない人は12%という結果になりました。
ファストファッションについてのちょっとおもしろいエピソードを集めてみました。(特定のブランド名は伏せています)
| ・ | ○○の服を着ていると街で人と被る可能性が高い。オシャレな人だとまだいいが、オバサンと一緒だと少し悲しい。 (24歳 パート・アルバイト) |
| ・ | 飲食店から出ようとコートを着てマフラーをしたところ、友人のマフラーを巻いてしまっていた。友人も私のマフラーを巻いていた。『○○で買ったでしょ!?』とお互い笑い転げた。色が違っていなかったら気付かないまま帰るところだった。 (40歳 専業主婦) |
| ・ | 飛行機で隣席の人が色違いを着ていてあわててアレンジしたことがある。 (50歳 経営・管理職) |