春になると野鳥の繁殖の時期からか、よく鳴く鳥が増えます。
キジも春になるとよく鳴く鳥の一つです。田畑やヤブのなかでよく見ることができます。オスはとてもゴージャスです。お面をつけたような真っ赤な顔と派手な羽。体長は 80-90 cm もあり、とても目立ちます。さすが、かつては桃太郎と共に鬼と戦っただけあって(?)、なかなか精悍な顔立ちではないでしょうか。繁殖期には丁度この写真のように顔の赤い面が広がりとても迫力があります。一方、メスは意外にも地味で、枯れたヤブの中にいると保護色となって目立ちません。
図鑑を見ると、キジは日本全国に生息していることになっています。私は高校生まで北海道に住んでいて、周囲には大自然が広がっており、野生のシカやキツネはよく目撃しましたが、なぜか、キジはまったく見たことがありませんでした。埼玉に引っ越して初めて野生のキジを見たとき、その豪華な羽根の模様と迫力のある顔にビックリしたのを覚えています(実は初めて見たとき、七面鳥かと思いました・・・)。
キジは私の自宅周辺でも、「ケンっ、ケンっ」とよく鳴いてます。人によっては「エっ、エっ」と聞こえることもあるようです。キジをよく観察していると、ケンケンと鳴いた後に羽根を広げバタバタ、ついでに頭もブルブルさせます。渾身の力を込めて「ケン、ケンっ」と鳴いているのかどうか分かりませんが、この行為を「ホロ打ち」と呼んでいます。ホロ打ちはなかなか迫力があり、また、コミカルでもあり、観察していて飽きることがありません。
日本の国鳥はキジであることをご存知でしょうか。国鳥なのに、キジは狩猟可能です(注意:狩猟場所、時期、道具は厳しく制限があります)。私はまだ食べたことが無いのですが、あの立派な体格から想像してもキジの肉は結構おいしいそうですね。以前、東北方面に旅行した際に「キジ蕎麦」というのを見かけたことがあります。今度試してみたいです。
皆様の周りで、キジは鳴いてますか?
| 和 名 |
雉(キジ), L 80 cm |
| 学 名 |
Phasianus versicolor |
| 撮 影 日 |
2008/5/18 (F4.0, 1/125) |
| 撮影場所 |
千葉県流山市 |
| タイトル |
Pomp and Circumstance (Photo: Moz) |
| カ メ ラ |
Nikon E995 with Vixen Geoma 65A ×15 |