
さて、春の野鳥観察はなかなかおもしろいです。カモに代表される冬鳥はそろそろ北へ旅立ちます。ツバメに代表される夏鳥は、そろそろ繁殖のために日本へやってきます。冬鳥と夏鳥が入れ替わる時期が丁度この季節なのです。そして、春は野鳥にとっては恋の季節。キレイな声でさえずる野鳥がとても増えます。
メジロも春にはとてもきれいな声で鳴きます。メジロの聞きなしは、「長兵衛、中兵衛、長中兵衛(チョウベイ、チュウベイ、チョウチュウベイ)」です。よくこんな言葉思いついたな と感心しますが、春に鳴いている声を聞くと、確かに「長兵衛」、「中兵衛」と聞こえます。木の天辺で鳴き、とてもキレイな鳴声です。連続して一分間ぐらい鳴き続ける個体もいます。普段は「チー」とか「チュー」とか小さい声ですが、春の鳴声は格別です。
メジロは体長 12cm 程で、スズメよりも一回り小さく見えます。色は鮮やかな黄緑色で、ちょうど、「ウグイス色」と聞いてイメージする色だと思います(実は、実際のウグイスは薄い茶色をしています)。メジロの特徴は目の周りの白い輪です。以前、50 円切手の絵柄になってましたので、なじみがあるのではないでしょうか。
ちなみに、「目白押し」とは、メジロの習性を表した言葉です。メジロは寒い時期や夕方になると、一つの枝に集まる習性があるのですが、集団の中に割込んで入っていくこの様子を表した言葉です。「メジロ団子」と呼ぶこともあります。一箇所に集まって、羽毛をぷっくりと膨らませている姿はとてもかわいらしいです。
先日、近所の県立公園に出かけたところ、寒桜にメジロがいっぱいいました。ひとつの木に 20 羽ほどいたでしょうか。メジロは花の蜜が大好きなので、桜の花が咲くと花の蜜を吸いにやってきます(以前、メジロのまねをして、桜の蜜を吸ってみたのですが、全く味がしませんでした・・・どうやって蜜を吸っているのか不思議)。
メジロはどこにいるでしょう?
答え:真ん中です・・・
(短いレンズなので
小さい desu・・・)
分かりにくかったので、上の写真を拡大し、さらに、色を調整したのがこちら。
だいぶメジロっぽくなりました (^^)
このように、桜の蜜を吸いにくる野鳥は案外多く、メジロのほかにヒヨドリ、ウソなどもよく来ます(ウソは花が咲く前の芽を食べてしまうとか・・・)。桜の木の根元を見てみると、花びらが 5 枚ついた形で、根元からキレイに落ちている桜の花を見かけます。きっと、メジロかヒヨドリが蜜を吸って落としてしまったものかもしれません。
せっかく咲いた花を落としてしまうことがあるので、場所によってはこれらの野鳥が嫌われたりします。
冬の間は野鳥のエサが少なく、やっとご馳走にありつけたので、どうか温かい目で見守って欲しいものです。
和 名 目白(メジロ) 学 名 Zosterops japonicus 撮 影 日 2009/3/21 (F16, 1/125, ISO200) 撮影場所 県立柏の葉公園(千葉県柏市) タイトル pink (Photo: Moz) カ メ ラ Nikon D700 (AI Nikkor 50mm F1.2)
おひさしぶりです♪
こちらで「ふたつ」お勉強になりました。
緑色の鳥は「うぐいす」ではないってことと、
綺麗なまま、五弁の桜が散ってること。
天候のせいかと思っていたんですが・・・
家の近くに、桜のトンネルになった道があって
毎朝、駅に向かうのに通っていたんですが
全ての桜がそうではなく、飛び飛びに散ってるんです。
これで少しお利口になりました♪ありがとうございました。
ROSA さん、コメントを頂きありがとうございます。
メジロはとてもかわいいですね。
昔の屏風やツボ、皿の絵柄にもよく使われているんですよ。
私は和風の柄を見かけるとよく探してしまいます。
(ちょっとした楽しみ・・・)