新しい住宅の選び方 ~リノベーション住宅ってなぁに?~2013年度大学院生支援プログラムより(1)|『大学院生調査研究レポート』

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2014.05.15|2013年度 |

新しい住宅の選び方 ~リノベーション住宅ってなぁに?~2013年度大学院生支援プログラムより(1)

ビデオリサーチでは毎年、大学院生の方を対象に調査実施の支援を行っています。
調査を実施することによって、研究がより一層有意義なものになるようにお手伝いするというものです。
 
さて、今回は2013年度にお手伝いさせていただいた研究の第一弾。「リノベーション住宅の選び方」
に関する研究成果をご紹介します。リノベーション住宅って、初めて聞く方も多いかもしれません。
「リノベーション」は直訳すると「刷新」。リフォームは「修復」。「刷新」という意味だと、なんとなく
「大規模」「根本から新しく」という感触が伝わってきます。
不動産業界の定義でいうと、「リノベーション住宅」とは【中古住宅の骨組だけを残し、まったく新しい
考え方、素材で作り直したもの】ということだそうです。古い住宅を壊して新築するよりも経済的だし
環境にやさしそうですね。このような新しい考え方の住宅が出来始めると購入するほうもいろいろ
選ぶ基準が変わってきそうです。一般の方が住宅を選ぶ場合、どのようなことを重視するのか?
以下に研究成果の一部を簡単にご紹介します。

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  ■リノベーション再販物件の評価基準と付加価値の分析■
    :筑波大学大学院ビジネス科学研究科 内藤 義光
 
研究内容
  :リノベーション再販物件の購買行動を消費者の意思決定過程
の観点から捉え、その評価構造と基準を明らかにする。
 
実施した調査
:マンション購入予定者で2人~5人世帯人400人にインターネット
による調査を実施。
 
研究結果(*今回の調査結果にかかわる部分)
 
 
【マンションを選ぶ場合の共通重視要素は?】
 マンションを選ぶ場合の共通した重視項目は以下の5つ。
 「最寄の駅までの距離」「日当たりのよさ」「地域の治安のよさ」
 「住戸(専有面積)が必要な広さであること」
 「地盤の強さ、洪水リスクの低さ」
 
【マンション全体の評価項目で、内装評価の重要度は?】
 マンションの評価項目のうち、次のような「内装の重視度」はあまり
 高くない結果となった。
 「好みにあった内装デザイン」35%(全38項目中の順位は24位)
 「内装の床や壁などに使われる素材の独自機能」24%(同31位)
 「キッチンスタイル」24%(同32位)
 *ただし「キッチンスタイル」は、写真で示すと評価は高まる。
 
 事前に立てた仮説のうち、調査結果から裏付けられたのは以下の通り。
 
【「買ってもよい」と思う住宅の一番が「新築」という人のニーズ】
 「買ってもよい」と思う住宅の一番が「新築」という人では
 「築年数の低さ」「アフターサービスの充実」「資産価値の高さ」
 という項目に強いニーズがあるという仮説が実証された。
【「買ってもよい」と思う住宅の一番が「リノベーション」という人のニーズ】
 「買ってもよい」という住宅の一番が「リノベーション」という人では
 新築に比べ「こだわり」を重視するのではないかという仮説を立てたが
 「壁の素材」についてはその通りの結果が得られた。
 
以上のように、住宅購入における重視点が明らかになった。
 


    

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