ヒバリ:太陽に向かってピチクリ|ビデオリサーチ スタッフブログ集

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2008.07.23|野鳥 春夏秋冬

ヒバリ:太陽に向かってピチクリ

ヒバリは留鳥で、雌雄同色です。オスは頭に冠羽と呼ばれる羽が生えており、とがって見えます。メスには冠羽がありませんので、雌雄の判別は容易です。
 
野鳥はたいてい木の上でさえずりますが、繁殖期のヒバリは飛びながら空中でさえずります。私の住んでいる地方では、だいたい、五月の大型連休あたりに鳴いている姿をよくみかけます。空中でさえずる姿は、まるで太陽に向かって鳴いているように見えます。
 
ヒバリの鳴き声は「ピチクリ、ピチクリ・・・」と聞こえます。5 分間ぐらい平気でさえずっています。よくまあ、空中でそんなに連続して鳴けるものだなといつも感心しますが、これは、縄張りを主張するために鳴いているようです。
 
ヒバリの聞きなしは、「日一分(ひいちぶ)、日一分」です。太陽はヒバリに借金をしていて、なかなか返そうとしない太陽に業を煮やしたヒバリが怒って「利子は一日一分!」と言っている との話を聞いたことがあります。なんだかちょっとギョっとする話ですが、実際の鳴き声はたいへんきれいなもので、ヒバリの鳴声は昔から歌や詩によく登場します。
 
不動産に詳しい方は、「ヒバリがさえずる土地は痩せている」に類する話を聞いたことがあるかもしれません。ヒバリの生態を知ることで、これは迷信であることが分かります。
 
ヒバリは草むらの地表に巣を作る性質があり、どちらかというと水はけのよい土地を好みます。また、植物の種子やクモ、青虫などの小さな昆虫を採取することから、多様な植生を好むため、見た目には草がボーボーに生えた土地を好みますが、土地が痩せていることとは無関係です。
 
ヒバリは地表に近いところに巣穴を作りますが、敵(?)が近づいてくると、親鳥は巣穴から離れたところに降り立って、怪我を負ったかのように振舞います。これは「偽傷」と呼ばれる行動で、敵の注意を自分に向けることで、巣を守ろうとしています。
 
ヒバリ.jpg
 
ヒバリの羽根の色は地面の色や枯れ草の色によく似ているので、見逃してしまいがちですが、繁殖期以外は地上に降りていることが多く、今の時期は畑などでもよく見かけます。
 
 
遠くから見るとスズメにもよく似ているのですが、飛び方が違うので区別がつきます。
スズメは直線的に飛びますが、ヒバリは波をうつように飛びます。
 
 
 
夏の暑い時期は野鳥が少なくなり、観察できる種類が少なくなりがちで少々寂しいのですが、畑など、ひらけた場所にはヒバリが意外といるものです。ぜひ探してみてください(暑い中での野鳥観察時には、熱中症にくれぐれもご注意を・・・)。
 
 
和  名 雲雀(ヒバリ)
学  名 Alauda japonica, L17cm
撮 影 日 2008/7/20 (F2.7, 1/250)
撮影場所 千葉県流山市
タイトル On the ground (Photo: Moz)
カ メ ラ Nikon E995 with Vixen Geoma 65A × 15


Commented by ROSA at 2008.07.30 23:11

雲雀ってもっと華やかな鳥かと思っていました。
(これってもしかしたら、美空ひばりさんのイメージのせいかも)

Commented by Moz at 2008.08.05 16:04

ROSA さん、コメントいただきありがとうございます。
ヒバリの容姿はずいぶん地味ですよねぇ~
鳴声はとても派手ですよ

    

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