5月下旬に日本百名山の甲武信ヶ岳(こぶしがたけ:2475m)に登ってきました。甲州(山梨県)、武州(埼玉県)、信州(長野県)の境にあるのでこの名になっているとされる説が有名です。今回は中央高速道の長坂ICから1時間半位の毛木平の登山口を利用しました。この登山道は千曲川&信濃川の源流を目指す渓流沿いの美しい道です。
登山口付近の源流は水量も川幅もまだまだ広いです。
登山道沿いの瑞々しく、美しい苔に心癒されます。
中腹になると川幅も狭まり、水源に近づいて来た感じがします。
高度を上げてくると、美しい新緑のシラビソ林に植生も変わって来ます。
長野県では千曲川と呼称され、新潟県に入ると信濃川と呼ばれる日本一の幹川流路延長367kmを誇る川の最初の一滴です。標高2197mにあります。
山頂直下は急なガレ場です。落石を起こさないよう慎重に登ります。
静かな山頂から360度の眺望を楽しみました。すぐ近くに五丈岩で有名な金峰山や八ヶ岳連峰も見えます。