7月上旬に「花の百名山」や「山梨百名山」に選ばれている、山梨県と長野県の境にある国師ヶ岳(2592m)に登ってきました。今回は中央高速道の勝沼ICから1時間程の大弛峠(おおたるみとおげ)側の登山口を利用しました。花の時期は逸していましたが、梅雨の合間の好天に恵まれ気持ち良い登山ができました。
登山口からしばらく登ると、山頂の五丈岩が特徴である金峰山(きんぷさん:2599m)の全容が見えてきます。
登山道両脇にはシャクナゲがトンネルのように群生しています。花の時期は終わっていましたが、わずかに残った花が疲れを癒してくれます。
中腹の樹林帯には、柔らかな緑の下草が絨毯のように広がっています。
国師ヶ岳山頂です。青空の下、南西方面の広大な眺望が望めます。
山頂からは、富士のたおやかな姿が楽しめます。この写真撮影を目的に登ってこられる方も多いようです。
国師ヶ岳のすぐ隣にある、奥秩父連峰最高峰の北奥千丈岳(2601m)にも足を伸ばしました。山頂には人影もなく、抜けるような青空に大きな白い岩が映え、とても気持ち良いです。
山頂からは南アルプス、八ヶ岳連峰をはじめ360度の眺望が楽しめます。雄大な景色に心癒されます。