二月初旬に八ヶ岳の編笠山(あみがさやま:標高2,524m)に登って来ました。今回は中央自動車道・小淵沢ICから車で30分程の、富士見高原の登山口を利用しました。当日は快晴に恵まれ気持ちの良い山行を堪能できました。温暖化の影響でしょうか気温も高く、積雪は少なめでした。
標高2,000mを超えても積雪は少なく、例年の半分程でしょうか。
山頂直下の岩稜帯です。この辺りは強風で雪が飛ばされるのですが、それにしても2月初旬にしては積雪が少なく、岩が露出しているためアイゼンを付けての登りは滑りやすく大変です。
西側の眼下には諏訪湖と奥に北アルプスが綺麗に見渡せます。
振返れば南アルプスが迫ってきます。雪を被った日本を代表する3,000m峰の仙丈ヶ岳(3,033 m)、北岳(3,193m)、甲斐駒ケ岳(2,967 m)が手に取るようです。
厳しい岩稜帯を登りきると、いきなり山頂に飛出します。正面には権現岳(2,715m)、赤岳(2,899m)、阿弥陀岳(2,805m)がそびえています。
権現岳方面へのルートは雪の吹き溜まりで、ふんわりとしたたっぷりの雪に覆われています。踏み後のない綺麗な雪景色に心癒されます。
山頂からは雄大な富士が裾野まで見渡せました。