四月中旬に近畿以西の最高峰であり、日本百名山に選定されている石鎚山(いしづちさん:標高1,982m)に登って来ました。当日は快晴でしたが、風速20m近い強風の上、3月末の降雪で山頂付近は雪が残り、なかなかハードな登山となりました。
石鎚山は山岳信仰(修験道)で名高く、まずは石鎚神社成就社で登山の無事をお祈りします。社殿の中から頂上社が祭られている山頂が見えます。
中腹から山頂方面の眺めです。谷筋には、まだ雪が残っていました。
山頂直下の二の鎖小屋です。小屋前には沢山の雪が残っていました。
通常はここから二の鎖を伝って登りますが、雪と氷で危険なため迂回路を利用しました。
雪道のトラバースは距離も長く、谷筋に切れ込んでいるため慎重に進みます。鎖の方が楽だったかも知れません。
雪と氷で滑りやすく歩きにくい迂回路を経て、ようやく石鎚神社頂上社のある弥山(みせん)山頂に着きました。風が強くて立っているのも大変です。
お隣には青空に突き出た険しい山容の天狗岳がそびえています。登山者の少ない静かな山頂で、どこまでも続く四国の山並みを眺めていると、本当に心癒されます。