9月中旬に、八ヶ岳連峰の主峰である赤岳(2899m)を、急峻で長い岩場が続く事で有名な、真教寺尾根から県界尾根にかけ縦走して来ました。登山口は中央自動車道の須玉ICから車で30分、清里から10分程度のところにあります。両尾根とも上層部は長い鎖場が連続します。ワンピッチ(クライミングでは、ひとつの確保点から次の確保点まで長さ)が50mを超える鎖場が次々に現れ、岩場登山を堪能できました。また、このコースは登山者も少なく静かな山行が楽しめました。
往路は真教寺尾根から登りました。中腹から見る赤岳の全容です。険しいながらも美しい山容に緊張と期待が入り混じります。
上層部は、次から次へと長い岩場・鎖場が出てきます。できるだけ鎖に頼らず、岩場に三点支点を探りながら慎重に登ります。
ワンピッチが長く、一息つけるかと思いきや、まだまだ続きます。後続者に岩を落とさないよう細心の注意を払うとともに、各ピッチを一気に登りきります。
岩場の僅かな隙間に高山植物が花を咲かせていました。本当にホッとするとともに自然の営みの力強さを感じます。
復路は県界尾根を下りました。県界尾根も真教寺尾根と同様に、急峻な岩場が連続します。最後まで気を抜かずに注意して降ります。
今回のルートはずっと富士を眺めながらの山行きです。早朝の富士は吸い込まれるような美しさで絶品です。とても心癒されます。
こんにちわ
富士山の写真は実に絶景ですね。
薄明るい日差しが富士山の力強さに優しさを添えているようで癒されます。
冬山は、どんな様子か楽しみにしてます。
アウトサイダーさま、コメントありがとうございます。
富士の写真を気に入っていただき嬉しいです。
カラーなのになぜか墨絵のような趣で、本当に美しかったです。
次回は、紅葉シリーズをお届けする予定です。また見に来てください。