2014年2月中旬、東京で今年2回目の大雪を経験した1週間後に、高尾山へ登って来ました。ご存知の方も多いかと思いますが、高尾山は初心者が気軽に登山を楽しめる山として、人気を博しています。真冬でもほとんど雪が積もらない高尾山ですが、今回の大雪では、山頂付近で1m近くの積雪になりました。
高尾山でも静かな山行きが楽しめる、北側斜面の琵琶滝コースから登り始めました。積雪は30-40㎝程度ありましたが、既に多くの登山者が通った後で、トレースがしっかりとついていました。
いつもは頭上にある琵琶滝横の転落防止柵の天井支柱を、またいで歩きました。ということは1.5m近く雪が吹き溜まっているということですね。
山頂近くは積雪も多く、通常は水が流れる谷川が雪で隠れ、川の中を登って行きます。
積雪を利用して通常の登山路から離れ、山頂直下にある崖を直登しました。ちょっとしたアルパイン気分です。
山頂は50-60cm程度の積雪です。高尾山としては驚くべき大雪の深雪です。
雲がかかり富士は見えませんでしたが、冬の山塊が綺麗に見渡せました。
下山は利用者が少ない4号路を楽しみました。高尾山とは思えない、静かな雪の登山路に心癒されます。