今回は、12月上旬に登った山梨県大月市の滝子山(たきごやま・1,620m)をご紹介します。このエッセイでも何度かご紹介している山ですが、中央線の笹子駅から歩き始め、滝子山を登頂して、初狩駅に戻るポピュラーなコースを歩きました。
登山道の入り口付近から積雪があり、枯葉を踏んでの山歩きを想定していましたが、いきなりの冬景色に驚かされました。
登山道の霜柱です。大きな飴細工のようで、懐かしさと驚きで目を奪われます。
中腹の登山道の雪景色です。静寂とモノトーンの美しさにとても心癒されます。
山頂直下から振り返ると、木々の間から山並みが、凛とした冬空の中、遠くまで見渡せます。
山頂からの景色です。青空、飛行機雲、雪、富士が織りなす景色に時が経つのも忘れます。
下山口では突然大きく現れた富士に驚かされます。暮れなずみ始めた優しいシルエットがとても綺麗です。