毎回いろいろ書きこんで文字が多いので、今週はちょっと少なめに。
美容院の天井に星の形をした「光ファイバー」が貼ってあって、
洗髪のときに星空の雰囲気が楽しめ、大人気らしいです。
プラネタリウムのあるBarもあるそうです。
きれいな自然の星空を見るのは大変ですものね・・・。
さて、6月一晩だけ晴れて撮影できたのが下の写真です。
なんだと思いますか?
北半球で見ることができるうち、もっとも大きく美しいといわれる
ヘラクレス座の球状星団M13です。
(ω星団という南の地平線すれすれに見えるものがありますが、
都市近郊では見るのが難しいです。)
つぶつぶは「恒星=太陽と同じもの」で、その数、数百万といわれています。
都会でも望遠鏡で見ることができますが、もやっとした白い円盤に見えます。
きれいな空で大きな望遠鏡で見るとツブツブまで見えるそうです。
恒星がボールのようにきれいに集まっている姿は大好きです。
(きゅうじょうせいだんふぇち)
でも、なぜこんな風に集まったのでしょう?ふしぎだなぁといつも思います。
不思議!! です。
こんなに集まったら、お互いの引力で引き合って衝突して
しまいそうです。
ところが「球状星団」は結構沢山有るそうです。
撮影はピントと倍率が重要だとガイド本に書いてあり
難しそうなので諦めていましたが・・
ハーシェルさんの素晴らしい写真を見ると挑戦したく
なりました。
銀河や星団・星雲など、形の違う天体だと呆然思って
いましたが・・・
球状星団(星団)や星雲は我々の「天の川銀河」の中に
あり、遠くても数万光年の距離。
銀河は近いものでも数百万光年の遠い天体だという事が
最近解るようになりました。
ハーシェルさんのオカゲ!! です。
「Cちゃん」さん
こんにちは。
以前、首都圏の住宅街の真ん中でうしかい座の球状星団M3
を撮影したことがあります。結構簡単に写りますので、
挑戦してみてください。
(探すのに何日もかかりましたが・・)
球状星団は天の川銀河の周辺にたくさんあるそうですね。
ひとつの恒星が超新星爆発すると、他の星が迷惑しそうです。
「こういうものを撮影して何が面白いのだろう?」と思う
方がほとんどだと思います。
考えてみると小学校の理科の実験みたいなもので、自分の
目の前で不思議なものが浮かび上がってくると「おおッ!」
とか言いながら面白がる・・・のと同じですね。
そんな実験結果をご披露して良いものか?といつも思いつつ。
住宅街で M3撮影ですか!!? 驚きです!。
そう言えば昔の人は肉眼や小さな望遠鏡で、有名な天体の
殆どを発見してるんですよねー!
子供の頃、田舎ではアンドロメダ大星雲が肉眼で見えました。
小さな双眼鏡で、今でも見えます。
宇宙って、身近なんだなー!! とつくづく思います。
近赤外線が肉眼で見えたら、月より大きな星雲が沢山有って
星空は とてもカラフル!! もっともっと宇宙が
近くなります。
「Cちゃん」さん
コメントありがとうございます。
球状星団や惑星状星雲は光害の中でも結構写ります。
小さいけれど明るい、ということでしょうか。
こと座のM57とか、「イヌイット」星雲とか。
しかし、赤外光で見ると宇宙は色とりどり。
鳥、動物、植物、地図・・・・すごいでしょうね!
このブログもあと少しですが、これから星雲関係を
アップしていきます。