さて、見えないけれど、そこにあるものシリーズ第2回は、惑星状星雲。
ある大きさの恒星(太陽)が寿命を終える寸前の姿です。
初めてこれらを確認できたとき、恒星のような「点像」ではなく、
「惑星のようにいくらかの面積をもって見えた」のでこのような名前が
付けられたそうです。(名付け親はウイリアム・ハーシェル)
星が、その役割を終えて最終段階に入ると、このような星雲になるか
大爆発して「超新星」となります。
惑星状星雲は、星が重力で崩壊する寸前の輝き。
夏にはこのような惑星状星雲の代表格を見ることができます。
「こと座」の竪琴の下の短辺の真ん中にあるのが「M57」。
(これは、結構明るいので望遠鏡で見ることができます)
その近くにある「こぎつね座」にあるのが「アレイ星雲」と呼ばれる「M27」。
(アレイは筋肉を鍛える「ダンベル」のことです)
「惑星状星雲」にしろ「超新星」にしろ、星の最後は美しく、かつ激しい。
素晴らしい写真に見とれます!
先日NHK教育で「太陽系の謎」24時過ぎに見てしまい
ました。
一番身近な太陽系でさえ謎にあふれています。
光の速度で一番遠い海王星まで5時間くらいですが
この1000倍まで太陽系は広がっています。
まだ発見されていない彗星などが地球に接近する
可能性があるそうです。
天の川銀河の直径が10万光年、宇宙全体は
150億光年、・・・
宇宙は広大で謎だらけです!!
太陽の寿命は後50億年と考えられていますが、
寿命を迎えて写真のように分散すると、
また新しい太陽系が誕生するのでしょうね。
今年もお空のご機嫌が悪くて撮れない日が続いていますが
望遠鏡の倍率を上げて見たくて2倍テレプラスを付けて
テスト始めました。
「Cちゃん」さん、こんにちは。
昨日知ったのですが、ボイジャー2号が太陽系の端っこまで
到達したようです。(カイバーベルト領域?)
やっと人類の最長不倒距離。
しかし、太陽系でこんな感じですから天の川銀河を上から
見た実際の映像とか、いつになるのでしょうか・・・・・?
宇宙は果てしないですね。
M57は焦点距離2000mmでも、ほとんど豆粒のようにしか
写りません。上記画像はとてつもないトリミングの結果です。
明るくてハッキリした画像になりますから、トリミングでOKです。
明るい空でも大丈夫ですよ!