「ペットブーム」と言われて久しい日本。実際にペットを飼っている人って、いったいどれくらいいるのでしょう? そんな素朴な疑問を解決すべく、今月はペットに関する数字をご紹介します。
ビデオリサーチの『生活者総合調査』の2017年4-6月調査によると、何らかのペットを飼っている人は39.8%と約4割。ペットの種類別では「犬」が17.3%で際立って多く、次いで「猫」が9.9%となっています。
では、単身/夫婦/2世代などの「家族形態別」で見てみると、どうなるのでしょう?
家族形態別に見てみると、「犬」をはじめとしてほぼすべてのペットで、単身→夫婦→2世代→3世代と「家族形態が大きくなるほど飼われている割合が高くなる」傾向が見られます。ただし「猫」と「メダカ」は、2世代より夫婦だけのご家庭で多く飼われているようです。
もっとも飼っている人の多い「犬」を大きさ別に見ると、そのほとんどは「小型犬」。「大型犬」は1%で、前述の「ハムスター(1.4%)」よりも少なくなっています。また、住居形態別では、犬の大きさに関わらず「賃貸アパート<マンション<一戸建て」となっており、都市生活の住宅事情に関わりの深い結果が垣間見えます。